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水分補給の仕方🥤

暑中お見舞い申し上げます。

歯科衛生士の芦田です\( ´ω` )/

暑いですね。
全力で夏!って感じです。
私の中で夏と言えば、音樂フェスです\( ´ω` )/

走り回って、汗びたしになったあとはフェスごはんというより、とりあえず水分!!!
持っていってた水も買い足した水もなくなって、もう1回買いに行った頃には売られてるペットボトル……
水、売り切れ………(›´-`‹ )!!!!ってことがありました。。

コーラしか残ってませんでした…

他の水分…かき氷~🧊🧊🧊
シロップかかってて果物乗ってるみたいなのがいっぱいあったのでとりあえずそれで水分補給…

ですが、こういうの食べたりする時は一瞬「ムシ歯…」とか考えちゃいます(笑)
まあ、熱中症で倒れるわけにもいかないので、と理由をつけて食べますが🧊

熱中症にならないために、こまめに水分補給を!とよく言われますよね。

みなさん、ちゃんと水分摂ってますか❓
ちなみにどんな飲み物で水分補給をしますか❓❓

水、お茶、ジュース、スポーツドリンク等色々あります。
それを飲む時に「歯への影響」を考えたことはありますか?

今回は、飲み物の歯への影響をお伝えしたいと思います。

「pH(ペーハー)」という言葉ご存知ですか?
酸性とアルカリ性を判定するための指標で、pH7が中性とされています。

歯の表面に存在している硬いエナメル質はpH5.4~5.5以下になると溶けはじめます。
口腔内がpH5.4を下回ると酸性の状態と言われています。

それでは飲み物のpHってどうなっているのか…🥤
こちらです⬇

 

スポーツドリンクのpHは2~4と意外と酸性度が高め。
では、スポーツドリンクを常飲し続けると…想像がつきますね。。
歯のエナメル質が溶けてしまいムシ歯や知覚過敏の原因に繋がります。

更に、先程の図に一緒に表してあるお砂糖はムシ歯菌の餌にもなってしまい更にリスクを高めてしまいます。

では、お茶や水等のpH6以上のものを飲んでいればいいのかな…?

そういうわけではありません。
大量に汗をかくと汗とともに身体の中にあるナトリウムも失われます。
ナトリウムが失われた状態で水だけの水分補給をすると、血液のナトリウム濃度が薄まってしまいます。
同時に余分な水分を尿として排泄します。
これが『自発的脱水症』。
この状態になると汗をかく前の体液の量を回復できなくなり、運動能力が低下し、体温が上昇、熱中症の原因となります。

じゃあどうすればいいの…?

暑いところにいて、汗をかいている時間は塩分やミネラルを含む物を︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎適度に︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎飲む。
涼しいところにいる時はpH6以上の物を呑む。
そういう使い分けをしてもいいですね。

ずっと暑いところにいてお仕事や運動をされている方は熱中症になっては困るので、
pHが低い飲料を飲んだ後には歯を磨いたり、水やお茶を間に挟みましょう。

ちなみに、皆さんがお持ちの唾液には口の中を中和する力「緩衝能」があります。

口に何もていない時には口の中を中性に戻そうと頑張ってくれますので、間隔を空けるという手もあります。

ご自身に合った水分補給の仕方を考えてみて貰えたらと思います。

お子さんの場合は周囲の人が管理してあげる必要がありますので宜しく御願い致します🙇‍♀️

最後になりましたが、
今年は4年振りに鈴木歯科のみんなで江戸川の花火大会に行くことができましたー!

やっぱりめちゃくちゃ綺麗で感動しましたー!!

この花火大会が終わると夏休みという気持ちになります(笑)

鈴木歯科も8/10~17までお休みをいただきます。
(8/9の午前中までは院内診療、午後は往診です)
宜しく御願い致します。