血液遠心分離機blood centrifuge

遠心分離機

この装置は、PRPを精製するための遠心分離機というものです。
PRPとは、Platelet Rich Plasmaの略で、日本では多血小板血漿と訳されています。これは、血小板を高濃度に含んでいる血漿で、通常の血液の3.5~4.5倍くらいの血小板を含んでいます。

なぜ血小板を多く含んでいるのが良いかというと、PDGF、TGF-β、VEGF、EGF等と呼ばれる各種の成長因子が多く含まれており、このPRPを応用することによって組織や細胞の再生や創傷治癒が速やかに行われるという点にあります。

歯科の分野では、特に骨造成、歯周再生療法などに応用されるようになり、当院でもPRPを応用しています。