訪問歯科

診療時間
9:15〜13:00 / 14:30〜18:15水曜午後は往診のみ休診日:水曜午後、木、日、祝

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歯医者に通いたくても通えない方
当院のスタッフが
ご自宅」や「施設」までうかがい
歯のケアと治療を行います

訪問歯科診療の「大切さ」と「意味」

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歯医者に行きたくても通えない――。
高齢化社会が進むこの日本では、このような患者さんの悩みが増えてきています。ほかにも身体の不自由な方などもいらっしゃいます。

この状況下にありながら、ご自宅や施設にうかがうことができる歯科医院は、けっして多くないという事実もあります。

歯みがき以外にも必要なお口のケアがしっかりできていないと、お口の健康が害され、次のような問題やリスクが高まります。

  • 歯周病に起因する全身疾患のリスク増
  • 誤嚥性肺炎のリスク増
  • 偏った食事による栄養不足
  • しっかり噛めないことに起因する痴ほうのリスク

来院できれば回避できるリスクをむやみに高めたくない。
その想いから、当院ではご自宅や施設にお伺いし、お口のケア・治療をする訪問歯科診療を行っています。

それでは、当院が行っている訪問歯科診療の特徴を以下にご紹介していきます。

当院が行っている「訪問歯科診療」の特徴

【特徴1】高齢者医療に精通した「チーム」

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訪問歯科診療では、高齢者介護が必要な方、障がいをお持ちの方など、通常の歯科治療とは異なる知識や経験が求められます。

また、年齢を重ねるほど虫歯や歯周病のリスクが高まるため、セルフケアが重要となります。

自身でのケアが難しい場合、ご家族や介護施設の方に負担がかかり、細かなサポートが難しくなってしまいます。

当院では、こうした状況を踏まえ、高齢者医療に精通した歯科医師を中心にチーム医療体制を整え、訪問歯科診療を行っています。

当院ではご自宅だけでなく、以下の場所にも訪問しております。

  • 精神病院
  • 特別養護老人ホーム
  • グループホーム
  • 社会福祉法人

【特徴2】「誤嚥性性肺炎」リスク軽減に取り組む

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唾液などの細菌が誤って気管や肺に入ると、「誤嚥性肺炎」のリスクが高まります。特に高齢者は再発の危険性が高いため、注意が必要です。

また、誤嚥性肺炎は繰り返すたびに重症化しやすい特徴があります。

90歳以上の死因の第2位に「肺炎」がランクインするほど、誤嚥性肺炎は命に関わる重大な病気です。このリスクを軽減するためには、口腔内を清潔に保つことと、飲み込みのトレーニングが重要です。

コラム全身疾患に影響を与える「歯周病」

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成人の約8割が患っていると言われる歯周病ですが、放置すると深刻な問題に発展することがあります。ここでは、身近な病気である「歯周病」と「全身疾患」の関係についてお伝えします。

歯周病になると、歯を支える顎の骨が徐々に溶け、抜歯のリスクが高まります。さらに、歯茎が充血し、膿が出たり、口臭の原因になることもあります。近年の研究で、歯周病が全身疾患と関連していることが明らかになっています。以下の図をご覧ください。

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歯周病や虫歯が進行すると、口内の小さな傷から細菌が血管に入り込むことがあります。健康な状態であれば免疫力が働いて問題にはなりませんが、高齢者など抵抗力が低下している場合、細菌をうまく処理できず、全身に菌が巡る可能性があります。

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このような状態になると、発熱倦怠感全身の炎症などのリスクが高まり、最悪の場合、脳梗塞心筋梗塞心不全といった命に関わる病気に発展することがあります。免疫力を向上させることはもちろん、歯周病を予防することが重要です。

訪問歯科診療対象者

要介護状態や障害により歯科医院へ通院不可能な方

往診で対応できること

  1. 虫歯の治療
  2. 入れ歯の作製、調整、修理
  3. 歯周病治療
  4. 外科的処置(抜歯、消炎処置など)
  5. 口腔ケア(感染症予防、誤嚥性肺炎の予防、ブラッシング指導など)
  6. 摂食嚥下障害のリハビリテーション

治療費

当院に来院して治療した場合と同じ治療費がかかります。各種保険が適用可能となります。

後期高齢者医療制度・介護保険利用の場合

所得に応じて、1~3割が自己負担となります。1か月あたりの医療費自己負担額の上限は所得額に応じて決定されます。個人(または世帯主)の月内医療費を対象として合算し、この上限を超えたものについては、「償還払い制度」により市町村から超過分の償還払いを受けられます。

国民健康保険・社会保険(企業加盟の健康保険)の場合

原則3割負担です。こちらも所得額に応じて1か月あたりの医療費自己負担額が決定されます。上限を超えているものについては、国民健康保険の場合、後期高齢者医療制度と同様に、事後の償還請求が可能です。社会保険の場合は、事前に「高額医療費適用認定証」を発行してもらうことで、上限額以上の支払いそのものを免除してもらうこともできます。

身障者の場合

無料で診療いたします。ただし、「心身障害者医療費助成申請書」を自治体に提出済みの方に限ります。また、一部立替払いとなる地域もあります。その場合は後日、自治体より返金されます。

地域によっては有償での診療になる場合もございますので、事前にご連絡のうえ、当院までご確認ください。
※介護保険:口腔内のケア(在宅のみ)は適用となります。
※出張費および謝礼等は一切いただきません。

診療エリア

当院の所在地から16km圏内にあるご自宅・病院・施設が訪問診療の対象です。

訪問歯科診療について、よくある相談

老人ホームに入居しているのですが来てもらえますか?

ご入居施設の許可が必要ですが、許可がいただければ伺えます。ホームの方とも相談いたしますので、まずは当院へご連絡ください。

総入れ歯でも訪問歯科診療で診てもらえますか?

問題ありません。入れ歯の調整やお口のケアだけでもおうかがいします。

新しく入れ歯を作るのに、どの程度時間が必要ですか?

週1回のご訪問であれば、2~3か月程度のお時間をいただきます。入れ歯をお作りする部分や訪問頻度によっても変わりますので、より具体的に知りたい方は、一度ご相談ください。

お問い合わせから訪問の流れ

Step 1お問い合わせ

当院にお電話いただき、症状やご要望をお伝えください。
患者さんのご自宅、または施設に伺う日程を調整します。

 

電話の場合:当院訪問治療担当衛生士がお打合わせいたします。
【電話の場合】Tel 03-3692-0250

Step 2 ご自宅・施設へ訪問

ご予約の日時に訪問チームがうかがいます。
ご自宅以外でも老人ホームや病院などにも伺うことができます。

Step 3 カウンセリング・ご相談

患者さん、もしくはご家族の方に問診票にご記入いただき、詳細をうかがいます。
治療内容をご説明したうえで、治療をご希望された方のみ治療開始となります。

Step 4 治療

診療では「寝たまま」「車椅子に座ったまま」など、患者さんが楽な姿勢で診療をお受けいただけます。お口全体をチェックし、お一人おひとりに必要な治療と口腔のケア、嚥下訓練などを行っていきます。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

医療法人社団 二の宮会 鈴木歯科医院 

03-3692-0250

「新小岩」駅より徒歩1分

〒124-0025
東京都葛飾区西新小岩1-2-8第1鈴亀ビル3F