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どんな歯が80歳で20本残っていますか?

こんにちわ( ˙ᵕ˙ )

先日、認定訪問歯科衛生士の認定証が届きました(^o^)/

サポートして下さった院長にはとても感謝しています✨
資格を取得してそれで終わりではないので、これからも訪問診療で使えることを学んでいきたいと思っています٩( ‘ω’ )و

そしてさっそく行ってきたセミナーでこんな話を聞きました。

「8020運動・・・歯があることはとても良いことで、歯がある人ほど医療費はかからない」

それはとても良い事です。
しかしそのあとに続いたのが、

「どんな歯が20本残っているのか?」
ということでした。

援助や介護を必要とする高齢者本人、介護をする側の人にとって残根状態の歯(根だけ残って頭がない歯)は"無い歯"として認識され、歯磨きが行き届かないのも現実です。

特に上の歯はパッと見歯はありません・・・

根だけの歯には細菌が溜まりやすく、誤嚥性肺炎の危険性が高まることになります。

20本歯が残っていても、その歯が原因で病気になる可能性もあるということです。

残根だけでなく、複雑な補綴物が入っている口腔内は高齢者や介護者にとって歯磨きしにくく、歯垢(細菌の塊)が残りやすい・・・

なので・・・
8020も大切だけれど、
時には抜歯を考えることも必要です。
時には全顎的にシンプルな口腔内にする処置も必要です。

・もしかしたら今後訪問歯科にかからないといけないかもしれない・・・
・手先が上手く動かずこの歯を自分で上手く磨けるか心配・・・
・介護をしていてこの口の中を綺麗にできるのか不安・・・
等々、気になることがあればご相談下さいね!!

私は訪問診療で口腔ケアに行かせてもらう際は、介護者である御家族に「ここはこうやって磨いてみてください」等の指導もさせていただいています。
次に伺ったときに「こないだ教えてもらったようにやったらできたよ!」と言ってもらえました。
出血や食べかすの詰まりがほとんどなくなっているのを確認した時は、誤嚥性肺炎のリスクをほんの少しだけであったとしても減らせたかなあと思います( ˙ᵕ˙ )

これからも訪問診療で伺わせていただく患者さんの口、生活を守っていきたいと思っています😃

あ、若くてまだまだ自力で歯磨きが可能な方は今ある歯を失わないように、複雑な補綴物が入らないように、予防としてメインテナンスや定期検診で歯医者に通ってくださいね!

健康な歯を20本残す

これが1番大切です!!

 

最後になりましたが
先日院長のお誕生日会をしました!

当日お祝いの言葉をいただいた患者さんみなさまありがとうございました( ˙ᵕ˙ )
院長とても嬉しそうでした✨

 

あと数日で12月・・・今年も残すところ約1ヶ月になりました~
暖かかったり寒かったりするので体調を崩されないよう十分気をつけてくださいね😷

歯科衛生士の芦田でした(●∀●)