口呼吸

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口呼吸

2025年5月15日

皆様こんにちは!

歯科衛生士の西澤です🎀

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか??

私はフェスや海に行ったりなどお天気で毎日満喫することができました☀️✨

ですがヒノキやイネ花粉が酷く毎日アレルギーのお薬を服用していました…🤧

 

今回のブログのテーマは花粉症で悩んでいる私にも当てはまる、口呼吸についてです!

 

私たちは本来、鼻で呼吸をするようにできています。

しかし、現代では無意識のうちに「口呼吸」が習慣化してしまっている方が増えています。

たかが口呼吸と思われがちですが、実はお口の中だけでなく、全身の健康にもさまざまな悪影響を及ぼす可能性があるのです。

 

口で呼吸をしていると、唾液の分泌が悪くなり口の中が乾燥しやすくなります。

その結果、むし歯や歯周病、口臭が起こりやすくなります。

また、舌の位置が下がりやすく、歯並びや噛み合わせにも悪影響を及ぼすとも言われています。

特に子どもの場合、顎の発育にまで影響することがあり、「出っ歯」や「受け口」といった不正咬合の原因となることもあります。

 

さらに、口呼吸は睡眠の質の低下、いびき、日中の集中力低下、風邪やアレルギーの悪化など、全身への影響も少なくありません。

呼吸は生命活動の基本なので、日々の呼吸の質を見直すことは健康への第一歩になります!

 

そんな口呼吸にはさまざまな原因があります。

例えば、アレルギー性鼻炎や慢性的な鼻づまり、扁桃腺やアデノイドの肥大など、鼻での呼吸が困難な場合には自然と口呼吸になります。

また、舌や口周りの筋力低下、姿勢の悪さ(特に猫背)も、口呼吸を引き起こす要因になるんです!

必要に応じて耳鼻科などと連携し、アレルギーや鼻づまりの根本的な治療を進めることも改善に繋がります!

 

すべての年齢層で口呼吸は注意すべきですが、特に気をつけたいのは小児期です。

成長途中の骨格や歯列に口呼吸が与える影響は大きく、早期に発見・対処することで健全な発育をサポートできます。

口呼吸を防ぐには、鼻呼吸を意識することに加えて、「口唇閉鎖力(口をしっかり閉じる筋力)」を高めることが大切です。以下は、自宅で簡単にできるトレーニングの一例です。

 

1.風船膨らまし

風船を膨らませる動作は、口周りの筋肉をバランスよく鍛えることができます。無理のない範囲で毎日挑戦してみましょう。

 

2.あいうべ体操

「あー」「いー」「うー」「べー」と大きく口を動かす体操です。舌や頬、唇の筋肉が鍛えられ、鼻呼吸を促す効果が期待できます。

1日30回が目安です。

 

口呼吸は、気づかないうちに全身に大きな影響を及ぼしていることがあります。

特に子どもの場合は、将来の顔貌や歯並びに関わるため、早めのチェックと対策が重要です。

自宅でできるトレーニングとあわせて、歯科医院での正しい評価と指導を受けることで、無理なく健康な呼吸習慣を身につけていきましょう。

 

当医院では、「MFT」(口腔筋機能療法)といって、

舌や唇、頬の筋肉を鍛え、正しい呼吸や嚥下を身につけるトレーニングによる治療を取り入れていく方針です。

子どもから大人まで効果があり、長期的な改善につながります。

気になる症状がある方はぜひお気軽にご相談ください!

 

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

医療法人社団 二の宮会 鈴木歯科医院 

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